「写植の時代」展の案内がされています

http://www.osakadtp.com/?p=1079
大阪DTPの勉強部屋で「写植の時代」展が開催されます。
うらやましい~! MC-6が展示され、しかも印字することができるなんて。自分もこの写植機で文字組版に入っていったので、なおさらです。ああ、なんて素晴らしいんだろう。
写植解説講座や写植の時代を語る座談会等も開催されるそうです。
写植の印字作業は「完璧」さを追及するような作業で、それこそアバウトな性格な人には向いていない仕事でした。写植をしている人といえば、どこか堅苦しっくって、無口で、我慢強くって、……というのが大体のイメージ。1文字1文字を生原稿からきちんと採字して、禁則処理なども考えながら印字していく、しかも目の前にあるのは印字したことをしめすプロットの点だけ。印画紙を現像してみてはじめて文字が目にとびこんでくるわけです。途中でかかってきた電話に対応するときなども、どこまで印字したかをすかさず赤ペンでチェックしなければならないという、今から考えるとものすごく「恐ろしい」作業だったわけです。
自分が採字している文字が見えない、見えるのはプロットだけという世界です。そういう意味では活版よりもすごい忍耐の作業といえるわけです。
私の場合、1日8時間全力で打ちっぱなしで1万字ぐらいがやっとでした。
そして指示通りに組み上げた版下に容赦なく赤字校正が待ち受けていたわけです。
今から考えれば、文字数や行数を配慮して赤字が入ってきたのですから、そこには一定のルールというべきものがあったように思います。
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