2012年1月29日 (日)

「写植の時代」展の案内がされています

Shashoku
http://www.osakadtp.com/?p=1079

大阪DTPの勉強部屋で「写植の時代」展が開催されます。

うらやましい~! MC-6が展示され、しかも印字することができるなんて。自分もこの写植機で文字組版に入っていったので、なおさらです。ああ、なんて素晴らしいんだろう。

写植解説講座や写植の時代を語る座談会等も開催されるそうです。

写植の印字作業は「完璧」さを追及するような作業で、それこそアバウトな性格な人には向いていない仕事でした。写植をしている人といえば、どこか堅苦しっくって、無口で、我慢強くって、……というのが大体のイメージ。1文字1文字を生原稿からきちんと採字して、禁則処理なども考えながら印字していく、しかも目の前にあるのは印字したことをしめすプロットの点だけ。印画紙を現像してみてはじめて文字が目にとびこんでくるわけです。途中でかかってきた電話に対応するときなども、どこまで印字したかをすかさず赤ペンでチェックしなければならないという、今から考えるとものすごく「恐ろしい」作業だったわけです。

自分が採字している文字が見えない、見えるのはプロットだけという世界です。そういう意味では活版よりもすごい忍耐の作業といえるわけです。

私の場合、1日8時間全力で打ちっぱなしで1万字ぐらいがやっとでした。

そして指示通りに組み上げた版下に容赦なく赤字校正が待ち受けていたわけです。

今から考えれば、文字数や行数を配慮して赤字が入ってきたのですから、そこには一定のルールというべきものがあったように思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月26日 (木)

よい一年でありますように

Yuki2012
冷えてます 道路はアイスバーンでした

お正月明け(というか年末まぎわ)からバタバタとしながらも、お仕事の方はお寒い感じです。さすがに今週になって月末の予定が立て込んでいますが、最初の三週間はまったく動きがありませんでした。道路はガラガラ、電話もパラパラ、久しぶりに社内で学習会が出来るほどです。欧州の金融不安で中国も悪くなってきて、日本もとうとう引きずられているみたいですね。

昨年は3.11をきっかけに様々な見直しが行われ、小ロット、電子書籍などが大きな動きとなってきた感じでした。震災後は紙がない、電気がない、印刷できないという中で、原発問題をはじめ、電子書籍での配布が現実のものとなった気がします。しかし、今も多くの方々が避難生活を余儀なくされ、ご家族を失った方々も多いなかで、安全と安心のためにしっかりとした選択をおこない、一歩一歩気を引き締めて前進していくことが、大切だと思うこの頃です。

気がつけば1月ももう終盤でした。
今年もほとんど知的な書き込みはできないでしょうが、印刷業界や生活に関する感想をつづっていきたいと思います。

2月といえばPAGEです。今年はpage2012となって、仕切り直しです。
PAGEからpageへ-「ePowerで新領域へ」 がテーマです。

Adobeのセミナーは以下のサイトで詳しく紹介されています。
http://study-room.info/id/page2012/

紙媒体のDTPはもちろん、これからは様々なデジタルデバイス向け、そしてWeb・インターネットと、これらに向けた情報発信(デザイン、情報の見える化)を効率よく提供するために、若い人と一緒にがんばりたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月21日 (水)

HTML5が進んでゆく

Ht5
どうしてHTML5になっていくのか…というのをわかりやすく概要説明しているところはないかと検索していましたら、ありました!
http://yoppa.org/taumedia10/1695.html

多摩美でこうした内容を教えているとは、うらやましい。
歴史的な経過や、これまでとの違い、HTML5で期待されることなど、よ~く分かります。
で、会社の会議で資料として配りました。

サンプルもあるので、実際に作業をしながら、内容を確認することが出来ます。もちろん、HTMLやCSSの初歩的な知識は必要ですが、ここから取りかかってもいいでしょうね。初めての方でもわかりやすいと思います。

DTPもそうだけれども、HTML5はいままでよりもずっとよりフレンドリーになってきています。やれることは複雑多岐になっておりますが…。
現状、ベンダーごとの仕様の違いがあり、スマホではGoogle、Appleで問題なく動作しており、PCではIEが対応が遅れていて、相変わらず別途対応をしなくてはならない状況です。
Yahoo JAPANのスマホ向けサイトはHTML5で構築されているそうです。確かにシンプルで美しい。小さな画面で見るなら、やっぱりわかりやすいのが大切ですね。

いちいち画像でボタンを作らなくても、CSSでグラデやシャドウが記述できるというのはチョー便利です。Chrome、Safari、Firefox、Operaで素敵にブラジングできるのにIEでは寂しい画面になってしまうのが困ったものです。このためにまたまたscriptを別途かまして、難儀な作業をしなければならないとは! IEは様々な取引の窓口に標準仕様のように使われているので、過去バージョンとの継続性を考慮しなければならないのでしょうが、とても残念な状況です。「HTML5」への積極的対応をうたったわりには、あまりに寂しいのが現状ではないでしょうか。

HTML5は文書も構造化を意識していますし、DTPの初期に「文書処理革新」とかいわれていたのと似たイメージで、HTML5が登場してきている気がします。「データはどこにあるのか?」とかが大事なんですが、ますますネットやクラウドの時代に向かっているのは間違いないでしょうね。

DTP編集も逆にこうした構造化をとりこんだ、あるいは連携した、結合したものに変容していくのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月 7日 (水)

あ~、もう12月です

Ho
9月の17日~、23日~、10月の8日~、
11月の3日~、23日をはさんで19日~27日と
土日や祝日をはさんでのスケジュールでお忙しやさんモードでした。
週末は忙しく、祝日等があるとそれに拍車がかかってもっと忙しい感じです。デジタルプリントは特に「何時までに!お願い」という傾向が強くなっております。

11月7日からは一服したのですが、その週末からはもう年末進行スケジュールへ入ってしまったようです。CTPオフセットではそれなりに動いてはいるものの、やはり昨年よりは若干減で推移しており、細かな案件や手間のかかる後加工が付随する案件が増えているようです。

気がつけばあっという間に12月へ突入。年賀状仕事も片付けながら、ますます慌ただしくなって来ております。最近はデジタルプリントのモノクロ:カラーの比率も6:4から5:5に迫るぐらいまでになってきていて、まだ勢いがあります。デジタルで少部数の流れは自然として、もっとデジタルを生かした仕事にしていくかを、お客様との強い関係を作っていくためにも思案しなければいけません。

電子書籍は遅ればせながらすこしずつお客さんの反応がでてきた感じです。しかし巷の電子書籍ストア等では新刊だけでな書店では入手できない古いものもシリーズ化されて扱われたりして、おもわず「ポチっと」したくなるものが出てきました。これはこれで電子書籍のいいところだなと思います。やはりネット環境があって、すぐに手に入るというのが今の時代の特徴です。こうして商品やサービスがネットを通じて行き交う面をしっかりとらえながらも、もう一方ではフェイスtoフェイスなお客様とのやりとりが仕事を生み出していくようにしていかなければいけない時代です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月20日 (日)

PDFワークフローが進化する

Sznk2011

CTP出力に関する様々な注意点をまとめている「Trueflow出力の手引き」の 第15版が先日公開されました。これによると

http://www.screen.co.jp/ga_dtp/dtp/96/

今回から、PostScript関連、AdobeCS(1)/CS2、QuarkXPress6.5の記述を省略しましたが、サポートしないという意味ではありません。
これらのサポート情報は以前より変更がなく、並行して公開している1つ前の「Trueflow出力の手引き 第14版」を参照してください。

と、PS/EPSベースの処理からCS3以降、DTPネイティブデータ→PDF処理というワークフローがメインに据えられています。15版は最新のAdobe PDF Print Engine 2に対応する内容に進化しています。とにかく一度は目を通しておいて損はないです。

それと更新情報が赤字で記述されているバージョンもありますので、どこに変化があるのか一目でわかります。

http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/trueflow_guideline/TFJ_OutputGuideline15_whatsnew.pdf

Trueflow出力の手引き 第15版はInDesign CS5.5を用いて制作しました。
書体として、新しくリリースされた「ヒラギノUD角ゴF」シリーズを採用しました。

UDフォントで読みやすくなっているのも特長です。

最近は、PDFも当たり前になって、「PDFなら何でもできるだろう」式のデータ入稿も多いのが困ったチャンです。また一方では、「イラレのアウトラインデータを入稿してください」と頑固に言い続ける方もいらっしゃいますので、PDF処理を前提に進めていると、またまた困ったことになることもあります。イラレもわざわざPDF互換形式で保存しない例も相変わらず多いので、まだまだです。

それでもDTPデータが入稿されて、そこからPSやPDFを書き出していたPDF初期段階に比べれば、ずっとパフォーマンスはよくなってきたと思います。安全でスピーディー、効率的なワークフローに大事な点が記述されている「Trueflow出力の手引き」をぜひ一読ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月14日 (月)

Adobeの告知 2題

Tasogare
立冬をすぎても暖かい日差しによくさいています バラ「たそがれ」

先週末にAdobeから二つの「お告げ」がとどきました。

一つはCSのアップグレードポリシーの変更です。
http://www.adobe.com/jp/support/upgrade_policy/index.html
今度リリースされるCS6から、アップグレードできるのは過去1バージョンまでとなるそうです。
つまり、6がリリースされるまでにCS5または5.5を持っていないと、アップグレード出来ないわけです。パッケージ版なら新規購入となってしまうというわけです。

それでなければ月額5,000円でAdobe Creative Cloudを選択しなさい!! というお告げです。

これは現状CS3~4が60%ぐらい利用されているのですから、CS5買う買うモードにならないといけないわけですネ。いやー、どうなるのでしょうか? 5,000円払い続けていつでも最新版が使えるというのもいいですが、過去バージョンはどうなってしまうのか? ちょっと不安材料があります。

二つ目はAdobe、モバイル向けFlash Playerの提供中止を発表です。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1111/10/news025.html

今後モバイルに関してはHTML5に注力していくそうです。予想されたことですが、以外と早かった。このあたりも、上のAdobeのセールスと関わりがあるかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 6日 (日)

10月は結構動きがありましたが… 小ロットを考える

Cosm2011
10月は7~9月の節電期間に止まっていた案件が動いたため、久しぶりにCTPオフセットもデジタルプリントも忙しく動きました。用紙代の値上げが行われ、その対応もあり、見積もりでの問い合わせも多かったと思います。

JAGATでも最近は小ロットを取り上げることが多くなりました。

会社では、時には100万枚とか200万枚とかのチラシを扱った時代もありますが、今はとても値段が折り合いません。もともと小ロットばかりの仕事だったので、デジタルプリントの品質が向上して製品としてお客さんも納得できるものが社内でスピーディーにできるようになったので大変助かっています。

つい先日もクリスマスのA3ポスターをデザイン事務所から依頼されました。最初は校正出しのため3部ほどプリントしました。翌日お昼には、再度色合いを変更したデータが入稿されましたが、「もう確認のためのプリントはいらないので、夕方までに引き取りたいので1000枚プリントしておいてください」というのです。結構微妙な色合いのポスターなのですが、当社のデジタルプリントにお付き合いいただいているうちに、プリント品質に納得いただいているのだと思います。それにこのジョブで、プリントにどれぐらいの時間が必要かもご理解いただいているようです。

小ロットはデジタルになってますます細かくなってきているようです。上のポスターのようにちょっとした変更にも簡単に応えられるので、短納期、まさにオンデマンドなプリントサービスになってきています。小ロット、多品種、短納期のジョブが増えていくことはデジタルで加速していくと思います。10部もいかないジョブも増えてきていますし、700部や1000部などの冊子も十分こなせますから、デジタルプリントは小ロットにはまさにうってつけです。

CTPオフセットはどちらかというと後加工にもてがかかり、在庫を前提にするようなものが増えている気がします。すぐに使用がもとめられるものは、ほぼデジタルプリントです。もちろん、ロットが多いものはオフセットですが。デジタルの時代に、Webやクラウド、小さな(パーソナルな)ニーズにフィットするのはデジタルプリントになっていくのではないかと思います。UVオフセット印刷やUVインクジェットなどもそうした流れではないでしょうか。小ロットだけれでも印刷の広がりがあるのではないでしょうか?

今はインターネットと切り離して仕事の流れを考えていくことはほぼ不可能です。それがデジタルだと思います。

「ポーター賞」というのがあります。

一橋大学の国際企業戦略研究科というところが選定しています。2010年度に「ぐるなび」が受賞していますが、この受賞理由は大変面白かったです。印刷業にもこのような取り組みが必要なのかもしれません。

http://www.porterprize.org/archive/doc/winners2010.pdf

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月26日 (水)

DDR3-1333 S.O.DIMM 8GB CL9で14,780円

8gmem
Macお宝鑑定団で紹介されていましたが、
とうとうDDR3-1333 S.O.DIMM 8GB CL9で14,780円というお値段になってきました。
これなら新しいiMacやMacBookProなどで16G~32Gという構成がリーズナブルにできてしまいますね。

http://www.ark-pc.co.jp/item/CMSO8GX3M1A1333C9+DDR3-1333+S.O.DIMM+8GB+CL9/code/11757421

Sandy Bridge仕様の新しいパソコンへ移行するにはちょうどいい環境になってきた感じです。Core2 Duoだってもう2007年頃の仕様ですからね。DTPでページ組みや作図などをやっているとそれほど差はありませんが、体感上大きな違いは仮想PC環境(Parallels)で、新しいiMacでは仮想環境だとは思えないフィールです。Windowsでの作業が多くなった今では私にはとても助かるのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月22日 (土)

iBooksで縦書き表示や両端揃えがきれいに

iOS 5へアップデートした、iPadとiPod touchではiBooksで縦書き表示ができたり、両端揃えがきれいになったので、とてもみやすくなり、面白くなってきました。

下はhttp://espur.jp/さんのサイトにある草枕を読み込んだところ。まだページ表示に不具合がありますが、これは作り込みで変わってくるかもしれません。ルビも表示されています。

Ibk001

次は「20歳のときに知っておきたかったこと」を読み込んだところ。横書きで英数字が混じっていても両端揃えがONならば、行末はきれいに揃っています。

Ibk021

やっぱ、日本語は行末がそろっていてほしいですね。これだけでも読みやすいのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月21日 (金)

モバイルとWebへのシフトが大きくて

Aki
あきあかね 10月初旬、今年は少し遅く登場で、数も少ないです

紙媒体への印刷はいよいよ減少していくのでしょうか? もちろん相対的には減少していくのでしょう。環境対応としても自然な流れだと思いますが、急速なスマートフォンの普及によってこの自然減が加速されている気がします。短納期、小ロットへの対応でデジタルプリントはもう大きな流れだと思います。

最近、いろいろな印刷会社のHPを見たりしているのですが、どこもしっかりしてきた感じがします。Webはもちろんモバイルも射程においてクリエイティブしていかなければならないのが今の時代だと思います。それにiPad等のタブレットもありますし、これら複数の端末向けにどうコンテンツを料理していくのか、楽しくなりそうです。そこでやはりWeb標準ということが大事になってきているのですね。ePubもそうですし。

CS5(5.5)以降のAdobeの動向をうまくまとめている記事がありましたので紹介しておきます。

アドビがウェブとモバイルで進める戦略転換--Flash偏重からウェブ標準との二重路線へ http://japan.cnet.com/news/commentary/35009277/

まあ、当たり前といえば、当たり前ですが、FLASHをめぐるあれやこれやから、きわめて現実的かつ魅力あるAdobeの対応が動き出しているといったところでしょうか?

で、紙というよりいろいろな端末の画面向けにアウトプットを考えるというのがDTPでも必然的になってくるということですかね。これは。そこでノウハウを提供できないとお手上げな気がしますね。

と云う意味ではCS5.5はあのタイミングでよかったのかもしれません。ID5.5のリリース時もソフト的には未完成なものが多いのが、その後のアップデートでだいぶこなれてきた感じです。

業務では半期を経て、結果的には微減で収まっているのは(人員減があったので)上等でしょう。3年前の制作中心の業務からプラスできたのがよかったと実感しています。オンデマンドでのカラー出力が昨年比で175%増ですから、カラー出力もかなり定着してきたといえますし、CTPオフは逆に減っているので、売り上げ的にはこれが大きいかもしれません。大手印刷通販が「クイックサービス」としてデータチェック完了から3時間後に印刷物を受け取れるサービスを開始するなど、ますます目がはなせませんね。オンデマンドデジタルプリントの需要はかなり増えているのでしょう。

サービスやコスト、働きがいや働き方を考えて、よい知恵を出していきたいと思います。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«Steve Jobs氏 その志は今も革新的だ