2009年11月13日 (金)

PC WatchでPC版のKindleにつてコメントがでています

PC WatchでPC版のKindleにつてコメントがでています。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20091113_328457.html

「人は、いったいいつまで印刷を前提に文書を作るのか」というタイトルですが、印刷業で組版をいとなむ私としては「いつまでもです」と願いたいです。ただ色々なデバイス向けの組みということを考えなければいけない時代だと思います。これからは。

まあ筆者の主旨はKindleのロケーション機能についてのことだと思いますが、電子Bookと電子デバイス、携帯端末のありかたは、まだまだ未開発で、どれが最適なのかは未知数で、これからもっと進化していくと思います。

ただ、現実にこうしてAmazonでどんどんKindleが普及していることを考えると、指をくわえてみているわけにはいきません。やはりいろいろ実際にさわってみて、色々な機能を模索していくしかないわけで、日本語の問題や混植の問題もきれいに片づけられるものが必要ですし、写真や図表の扱いもそうです。いまはこれをどこも一生懸命開発しているのではないでしょうか?

はじめは「文書処理革新」として登場してきたDTPですが、そもそも文書はコミュニケーション手段です。コミュニケーションをとる手段として、まずは制作がWYUSIWYGによる操作になり、Postscriptによるデバイスインデペンデントな完成されたイメージング、そしてprintや製版、印刷と一連のワークフローがデジタル化されました。文書作成はデジタル化しましたが、コンテンツのワンソース・マルチユースという側面は後になってしまいました。これからは、これが柔軟に色々なデバイス向けにレイアウトされてアウトプットされていくようになるのがいいのだと思います。そういう意味では、InDesignもまだまだ改良が必要でしょう。FrameMakerではテンプレートを変更してこれが結構できたりしてますから。構造化することとレイアウトすることがもっと柔軟な形になっていくことが必要かもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月10日 (火)

11月というのに…

 11月も第2週目に入りましたが、経済の動きは悪くなってきているように思えます。
 今日の朝日新聞夕刊によりますとトヨタ自動車は国内の400万台態勢となっている現行の販売システムを3割減の280万台態勢にして、人員を新興国へ振り向けるそうです。国内はもうこれ以上増えないという判断で、短期間でこれを進め、新興国での出遅れを挽回するそうです。
 今日は月刊誌の仕事でオンデマンド向けに用紙を紙屋さんから納入してもらったのですが、もう朝一番できて、しかもそれ以外に紙が載っていない、もう午前中の仕事はこれでおしまいということでした。仕事がほとんど動いていないそうです。先週下版したCTP菊全A4中綴じ1万部の仕事もあっというまに上がってきてしまい、明日には納品です。
 トヨタでは3割減の市場規模でもすべてをやっていけるようにすることが始まったわけです。これが日本経済に与えるインパクトは大きいわけで、経済が縮小する可能性も大きいのですから、気をつけておかなければいけませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 8日 (日)

CreativeSuite4出力店 バージョンアップを考える

Adobe Illustrator&InDesign日本製品担当者Blog いわもとぶろぐ でCreativeSuite4出力店を募集しています。

 購入はしたけど登録していない会社が多いのかな? CS2&CS3に比べるとCS4は東京地区だけでも半数ぐらいの登録です。

 確かに、リリースが「百年に一度」といわれる最悪の事態と重なっただけに、販売数が伸びていないかもしれませんね。それに意外とCS2どまりの仕事が多いこともあって、CS3すら使っていないのですから、CS4はパスという会社も多いのかもしれません。

 うちの会社の場合まず、アドビパートナーのプリントサービスプロバイダープログラムでAdvancedメンバーシップに登録しています。年会費63,000円ですが、特典としてAdobe® Creative Suite® Design Premium(Microsoft® Windows®版、Mac OS®版各1本ずつ)のダウンロードがありますので、十分元を取れる会費だと思います。月当たりにすれば5,250円ですから、ちゃんと仕事をしていれば絶対に損はないと思います。確かに会社の経費として毎年63,000円を計上しなければいけませんから、負担だと思う方も多いと思いますが、2年に1回のペースでバージョンアップをしていくことを考えれば、結果として同じぐらいの負担をしていると思います。

プリントサービスプロバイダープログラムはコチラから。

 で、これでリリース間近でもデータの検証や出力のテストができ、対応も早くできます。社員全員がバージョンアップするまでは、これで対応します。

 ソフトウエアのバージョン対応というのもこうした会社のコストとしてみていくことも大事かもしれません。うちは零細企業だからパッケージを購入しますが、すこし大きな会社だとボリュームライセンスで、コストを抑えることが行われていますね。印刷会社での財務をみればこの組版部門でのコストはたぶんほんのわずかなものでしょう。パソコンはどんどん安く早くなっていますし。5~6年に1回のバージョンアップ程度ですましているところが多いですからね。

 いま安定した仕事を生み出す源泉はコンテンツをどれだけ社内で生み出せるか、生み出しているか、コンテンツ(お客さん)に近いところで仕事をしているかが、大きいと思います。アウトプット(CTPやオンデマンド)の部分は品質や価格面での体力勝負的なところが現状なので、はっきりしています。プリプレスの価値をどう高めていくか、低コストで効率よく作業をしていくこと(環境)が大事だと思います。CS4は特に生産性がかなり向上する改善がおこなわれているので、とくにそう感じます。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 4日 (水)

新型iMacでパフォーマンスの問題ありとの報道

27imac
コンピューターワールドで新型iMacのパフォーマンス問題を報じています
http://www.computerworld.jp/topics/apple/166689.html

早くアップデートで解消するといいですね

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 3日 (火)

厳しさ増すのか 経済環境

Tougarashi
昨晩からぐっと冷え込みました
唐辛子も真っ赤になっています
12月中旬から下旬の寒さということで、初雪があった地方も多かったようです

さて、10月中旬からまた急速に経済の動きが悪くなっているようです。
ただ一時期よりは首都高速や一般道を走るトラックやトレーラーも増えているようにみえますので、よい方向へ向かうのかはたまた悪い方へ向かうのかの分かれ道にさしかかっているような気がします。

製造でも徐々に仕事量が戻ってきており、価格と給料、雇用に改善が見られるようになればよい方向へ向かうのですが、これがデフレ傾向となっているため、給料や雇用の改善に結びつかない懸念が広がっています。何より大手企業のボーナス削減が大きいと思いますが、プリウス等のハイブリッド車が飛ぶように売れていることを見ると、車や家電ではエコ減税効果が大きいのでしょう。給料が減ってもお得感があれば消費するのですから、背中をポンと押してあげるような期待感や材料があればいいのでしょう。

工作機械受注は昨年比で60%以上の受注減となっており、いかに投資が冷え込んでいるのかわかります。しかし下げ幅は6ヶ月連続で改善してるそうです。この年末へ向けての寒い時期をどう乗り切るのか、結構大事かもしれません。

印刷・製本のほうではすっかり一段落しており、この11月がどうなるのか、年末へ向けてどううごくのか心配です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DTPでよく使用されるソフトのバージョンのアンケート やってますね

DTPサポート情報ブログで「DTPでよく使用されるソフトのバージョンのアンケート」をしています。DTP関係者はどうぞアンケートを。
http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20091103/160000.html

意外だったのはPhotoshopかな あとは順当なところ。
あ、まだアンケートは、はじまったばかりでしょうから、結果をまちましょう。

2008年のアンケート結果もみられます。
http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20081029/152500.html
イラレ8とQuark3.3(4.1)がすごいですね。今年はこれがどうなるのか?

 うちで処理するデータ入稿のなかで、一番多いのはイラレのCS2でのPDF書き出しで、白い線が入ってしまうバグ。pdfを拡大表示すればわかるのですが、600dpi程度のレーザープリンターでは出力されないで、イメージセッターやオンデマンドで出力するときれいに白い線が出力されてしまいます。そのままCTPへ行ってしまうと大変です。
 これのせいか、InDesignになるとわりとCS3~で書き出したものが多いといえます。でも件数としては圧倒的に上の不具合が多いです。PDFにするときにEPSは埋め込んでから、書き出してくれればいいのですが、これは何回指摘してもダメですね。
 ですから、できるだけCS3以降を使ってほしいのですがこれもまた、すすまず…。
 CS4となると、この厳しい環境下でどうなることか? まもなく一年ですが、ふえていませんね。

 現状、CS4はずいぶん使いやすく、効率的なシリーズだとおもいますがね。Acrobat9はページのトリミングでトンボがきちんと付加できなくなっているのが大きな不具合ですが、逆に楽になったのは色の置換で、Wordの波線データ等の変換すると4色のってしまうオブジェクトが1発でK版に落とせるようになった点です。これがあるので、使っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 1日 (日)

27inch iMacはいいかも

27imac
新iMacがWindows 7発売の前日10月21日に発表されました。
Snow LeopardもリリースされたのでCore iが全面的に載ってくるだろうと予想していたのですが、最上位機種のみとなり、来年夏まではCore2Duoでいくのでしょう。チップセットもマザーも変わるのでしょうから、まだ待った方がよいのかもしれません。

しかし、それにしても今回の27inchは素晴らしい仕様です。
まず、いままでの24inchと高さはかわらず、液晶画面が下方向へ下がっていますので、より見やすい位置になっていることです。しかもIPS液晶でLEDバックライト、それに輝度調整がやっとまともになって、一番暗くすると真っ暗に近くなるように改良されているとのことです。
メモリスロットルも4基あり、最大16Gまで増設可能。SDカードスロットが内蔵されました。液晶の大きさ以外は21.5inchモデルもすべて同じですから、これもまたすばらしくコストパフォーマンスがいいのではないでしょうか?

次期Adobe CSが64bitでリリースされるなら、やはり次期Core iバージョンを待ったほうがいいでしょうね。それにしても、Core2Duo、27inchで16万8800円は、すごい値段です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月28日 (水)

30年間で印刷ビジネスを変えた技術 JAGATより

Kabuto
男性保育士自作のクワガタに子どもたちは大喜び

 JAGATで「30年間で印刷ビジネスを変えた技術」ということで一人5つ挙げています。
http://www.jagat.jp/content/view/1421/

 私はといえば、30年前は手動写植機やタイプといった時代で、活版からオフセットに急激に変わっていく時代だったと思います。版下仕事といえばペーパーセメントにソルベント、ロットリング、カッターと定規、ホワイトが上手に使えこなせないと仕事になりません。製版といえばネガ一発撮りのスピード製版が登場したのもこの頃でしょうか。リスマチックも最初はこのスピード製版を仕事にしていたのです。
 しかしそれも、3~4年のことですぐに電算写植の時代になりました。まだほとんどが棒組みをこなすもので、専用機やPC上の組版ソフトでレイアウトを確認しながらコーディングするという作業です。イラストや図、写真等はアタリ罫で枠だけつくっていました。こうしたシステムの後期にはレイアウトをこなすモノが登場してきました。
 そこへ登場したのがPostscriptとMacです。パソコンでWYSIWYG(What You See Is What You Ge)できて、しかもそれがきれいなプリントですぐさま出力される。ビットマップやドロウオブジェクト、テキストが完全に一枚のプリントになって出てくる、これはまさに革新でした。SONYがワークステーションNEWSで「文書処理革新」とかいっていたのもこの頃でしょう。

 1989年、アップル社が「LaserWriter NTX-J」を、沖データも「MICROLINE 801PS」を1990年に発表し日本でもDTPの時代へ突入しました。それから約20年、基本は変わらないけれどもいわゆる技術の標準化がすすみ、ワークフローがより効率的になって進化してきたといえるでしょう。組版をずっと続けていいる私にはやはりこのPostscript DTPが切りひらいた世界はすばらしく自由な世界だと思います。

 あ、あとマイコミジャーナルで「アプリケーションの歴史を紐解く-- アドビとクリエイティブの密接な関係」という記事が掲載されています。PSからPDFへと移り変わるデジタルの世界を概括していますのでご一読を。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/19/adobehis/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月25日 (日)

ハイデルベルグの危機

ジーエーシティが「印刷機メーカーであるマンローランド社とハイデルベルグ社合併交渉は停止」と報じていました。(10月13日)
http://www.ga-city.com/page.jsp?id=1150

ハイデルベルグといえばオフセット枚葉印刷機ですが、

この困難な状況の理由は、印刷業界に深く根ざした危機的状況にある。経済が停滞している中、新聞印刷・商業印刷の分野では、新しい印刷機に投資することに消極的だ。最近、ハイデルベルグ社は、政府からの保証をとりつけ、14 億ユーロの援助金を受け、支払不能状態を回避したばかりだった。

と報じているように、かなりの危機的状況なようです。
私も30年ほど前、とある印刷屋さんへ見習いとしてハイデルの単色機と2色機を操作したことがあるのですが、その操作性のよさやベタの美しさにに感心したのを今でも思い出します。今のスピードマスターなどはあの時代から考えるともうモンスターですね。しかもオペレーションはより簡単になっているし。

プリプレスからはじまったデジタル化に対応して、スピードマスター等のすぐれた生産性をもつ印刷機が印刷の工業化を推し進めたことは、オフセット印刷の長い歴史から見ればつい最近のことともいえます。それが、この世界的な経済危機で追い込まれているとはびっくりです。オフセット印刷の産業としての危機とも捉えられる側面もあるでしょう。

潰れてしまっては困る企業でしょうから、どこかが買い取ることになるのでしょうが、今はどこも厳しいかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月24日 (土)

Windows 7のWindows XP Mode

Winxp_2
Windows 7にはWindows XP Modeなるものが提供されるということです。

簡単な説明記事はこちらでどうぞ
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20091023_323950.html

で、何を考えるかというと64bitです。
Windows 7(64bit)をPCにセットアップして、まだ対応が出来ていないアプリはXP Modeで動かせるのではないか? 64bitでメモリも大きく増やせるので、仮想環境にも2Gぐらはわりあてできるでしょうから、結構いけるのではないか?ということです。
まあ、どのみち64bitまでのつなぎですが、これでシームレスに移行できる環境はできたのではないかと? ただアドビ製品の場合アクティべーションがありますので、XP Modeにインストールしたら、Windows 7(64bit)環境でも使いたい場合に困ります。Photoshopなどはもう64bitなのですから、これはWindows 7で使いたいですよね。アプリごとに違うOSにカスタムインストールできるのかな?

まあ、VT(仮想PC)なのであまり期待してはいけませんが、MacでParallersやVMwareが動く程度には動作するでしょうからね。Adobeも早く64bitに正式対応してほしいものです。

Windows 7のどのバージョンでも可能というわけではないので、アップグレードする場合は注意が必要です。また遊びたくなってしまいますね。これは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«『デジタルをしっかりやらないと雑誌に未来はない』