« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月26日 (火)

R25を読む人

Rl
好評のR25に続きL25が創刊されています

発行部数60万部というオバケ雑誌(フリーマガジン)になっているR25、出版社にとっては驚異です。というわけで女性向けのL25は趣向を変えて、他の出版社の女性誌と共存する方法を模索しているようです。連動する企画内容で、パブリッシング2.0の試みといえるのでしょう。

さて、JPCのコンファレンスレポートにR25のターゲットになるM1世代(男性20~34歳)の分析が報告されています。(http://www.jpc.gr.jp/jpc/events/2006/report.html

それによると、1)世の中を簡単に理解する方法を探している、2)効率よく情報を収集したい、3)結婚せずに6割は自宅にいるため金はあるが自分に必要な情報を選択するセンスが無い、以上をもとにしてR25的切り口で潜在的欲求を訴求する、ということです。

これは比較的、収入クラスで中上の方にいるサラリーマンでしょうか。「下流社会」で指摘されている積極的な人たちとの格差はどんどん広がっているようです。バーチャルでも現実世界でも積極的に参加していくハードワークな人たちと、比較的スローライフだがプアな人たちというように、単純化すればそういう二極化があるようです。それにしても、人々の嗜好はますます多様化し、価値観が一つではくくれなくなっている時代です。だからニッチな市場を特定してマーケティングしていくことが問われているのでしょう。

CGM(Consumer Generated Media)がマスメディアを超えていく時代ともいえます。JPCコンファレンスのレポートは読むと面白いですよ。Adobe PDF Print Engineとか、RGBワークフロートか、現実味をおびてきた各レポートがよくまとめてあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月20日 (水)

「芸術」している?

Ichou
銀杏の葉で絨緞ができていました

私と同じ生年月日の人がいます。偶然子どもの保育園で顔見知りになり、お互い年齢が近いこともあり、「何時のうまれですか」と決まり切った挨拶をしていたら、なんと生年月日がまるでいっしょ。彼は映画監督をしています。
仕事柄、映画をたくさん見るのだそうです。「でも、映画みないよね」っと私に、半分あきらめ顔で聞いてきました。確かに、子育て時代はもちろん、今でも映画を見に行く行為自体が年数回でしょうか。で、監督曰く、「なんでもいいから芸術をもっと楽しんでください。芸術は人をよくしますよ!」。
とにかく、きれいな風景、美しい音楽、感動的な映画や演劇などと、もっと、もっと出会うことがいいのでしょう。現代社会は忙しすぎますし、都会はテンポが速すぎます。刺激だけが多くて、人間的な感情をどんどん貧しくしていきます。しなやかさがなくなり、よろこびもなくなってきます。
で、とうてい私にはそんなセンスや才能はないのだけれど、グラフィックアーツもそうした力があるのだと思います。そうした共感が、いろいろな仕事を通じて感じ取れたら、いいですね。
保育園でのお別れ会の時、私がギターを弾いてみんなで歌ったのですが、監督曰く、「ギター弾けるんだ! すごいですね。みんなで歌えるんだもの、いいよね。ぼくなんか、キャメラまわすしかできないもん」。ああ、確かに、そうかもしれないなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月19日 (火)

進化する紙メディア

Kamimedia
進化する紙メディア 赤羽紀久生著(発行:宣伝会議)

サブタイトルは「デジタルワークフローはコミュニケーションを変える」です。
出版・印刷(広告)にかかわる人ならば、この本は必読です。印刷・出版の長期凋落傾向の中で悶々としている「あなた」は、特にそうかもしれません。
 まず、本書は「紙」メディアにかかわっている人の立場でかかれています。関係者が読むと、少しだけ気持ちが明るくなれるという副作用もあります。
 ずっとすっきりしなかったこの業界のわだかまりをすっきりとさせてくれます。幾度も、「そうそう」「そうなんだよな~」と。
 ま、でも明るい未来が何もしないで手にはいるわけではありません。そこには厳しいメディアウォーズがあります。メディアの融合はもっと進むでしょうから、どのようなビジネスモデルが考えられるのか、それを可能にするデジタルワークフローは何か、などなどこれからの仕事を考える上で、ヒントになることがたくさんかかれています。
 コンテンツ-デジタルデータ作成、そしてコミュニケーション、最終的なアウトプットと各ステージの責任と範囲を明らかにして、業界の革新を提案しています。
 わくわく、どきどきしながら読むことができます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月14日 (木)

受注促進

Illumi
納品帰りに不忍通りぞいで パシャリ
本日も明治通りは空いておりました

 DTPのフルデジタルが当たり前となって、出発点からデジタルな既存のデータを使い回しすることが多くなっています。フォーマットだけであったり、コンテンツ(内容)だけであったり、画像だけであったり、スタイル付きのテキストであったりと。
 顧客側には印刷物とともに低解像度のPDFをわたして、データ再利用に活用してもらうようにしていますが、これがいまいちまっわっていません。いまはPDF書類からWordやExcelに簡単にもっていけるのですが、意外とこれが活用されていないのです。
 たとえばDTPのオペレートをする側にとっても、PDF書類があるだけでも意外と便利です。

Table_2

 左写真はWord上でスペースで区切ったテキストをAdobe PDFを用いてPDFファイルに変換したデータをAcrobat(Pro版)で開いてテキスト選択した状態で右クリックしたものです。
 この状態からエクセルにダイレクトに表のデータに持って行けますし、表データとしてコピーや保存ができます。つまりInDesignなどに簡単に表データをもっていけるのです。PDFデータに変換しておくだけで、とても便利なデータの再利用が可能なんです。
 コンピュータ、ネットワーク、アプリケーションなどを活用、組み合わせ、応用することで効率化、差別化、受注促進のサイクルを作り出していくことは、デジタルな時代だからこそ必要なんです。

続きを読む "受注促進"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 9日 (土)

Adobe Reader8登場

Ad8
Adobe Reader8が12/6に配布開始されました

 12/8(金)は朝から納品で明治通りを車で走ったのですが、ガラガラです。池袋も歩行者も少ないし、普段ならクリスマス商戦で車も人も賑わうはずのなのですが、どうしたことでしょう。この閑散とした風景はすこし異常とも言えます。

 さてアドビシステムズからAdobe Reader 8が登場しました。Professional版をもちいればReaderで注釈やフォームがつかえるPDFが作成できます。さらに今度はPDFを用いたリアルタイム会議に対応させるなど、コミュニケーションの道具として一層の進化をすすめています。
 世間ではやっとPDF文書が当たり前になったところで、セキュリティやフォーム、注釈やレビューなどの機能をつかっているのをほとんど見ておりません。このあたり、ユーザーがより一層使い込んでいく必要があります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 7日 (木)

広告がきれい 朝日新聞FMスクリーニング

Fm01 
FMスクリーニング グラデがきれいです

Fm02
FMスクリーニング 拡大 パターンを判別できない

Am01
AMスクリーニング ロゼッタパターンが判別できます

朝日新聞のカラー(全面)広告がFMスクリーニングでした。上二つの写真です。グラデーションがきれいで、しっとりした印刷だなっと思ったら、スクリーニングが違うのでした。一番下の写真にあるよう記事部分のカラー写真は普通のスクリーニングのロゼッタパターンがはっきりしています。きょうの朝刊のゲームソフトや女性誌等の広告部分はFMスクリーニングです。

FMスクリーニングは例えればインクジェットプリンタのように細かいドットの密度の変化を利用してスクリーングします。CTP世代のFMスクリーニングがこれからどんどん普及していくのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

今年もサンタさんはくるの?

Fuyuma
今年も12月でおわり 今年もサンタさんはくるの?

 ある保育園とかかわりをもってあともう少しで20年になります。ずっと共働きでいますが、いまでも当時の同じ世代の方々と顔をあわせると「どうしてる?」といいあえるのが不思議です。30代は子育てまっさかりで、二人して仕事と育児にほとんど疲れ切っていたのが懐かしいです。「夜の不夜城」ともいわれる業界、バブル期で夜になってもいつまでも人があふれている時代でした。
 共働きで子どもと接する時間は短くても、いっしょにご飯を食べたり、お風呂に入ったり、日曜日はドングリ拾いに出かけたり、子どもたちはもうとうに忘れてしまっているのですが、なかなか思い出深い暮らしぶりでした。夕方まで疲れきって寝ているなんてこともたびたびありました。それでも子どもたちのあの無邪気な顔を見ると元気が出てきてしまうんですネ。それに子どもはすごくおかしいし。
 子どもたちが楽しみにしているのがいつも来てくれる「北風のおじさん」です。この保育園ではサンタさんではなくて「北風のおじさん」といいます。
 今年も来るのかな、サンタさんは? そろそろサンタさんへ手紙をださなくてはネ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »