« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月30日 (日)

9月も終わり

Ino

ハンドメイドには味がありますね

 9月は月末に3連休が2週続き、週4日で通常の業務をこなさなければいけませんでしたから、あわただしかったです。10/1は都民の日、10/8体育の日で、ところによると4週間続けて週4日ペースです。納期仕事ですから、スケジュールを間違うと印刷業も大変ですね。
 9月は夏休み明けの9月中に納品という物件が重なりまして、ずっと忙しいままに終わってしまいました。いろいろな仕事が重なって、フル稼働状態です。とはいっても、残業、残業というわけではないですが。首都圏の道路も空いてくるかと思ったのですが、9月中はずっと混雑していて、納品に出かけると時間がかかるようになっています。はたして、これが景気が良くなっているのかどうか?
 あわただしかったのは、阿倍首相が急遽退陣するという事態も心理的な要因としてあったかもしれません。安定感を欠くともいうべきでしょうか? これでは政治不信はどんどん助長されるばかりです。やはり一国の首相があのような幕引きでは納得できないことがありますし、頑張っている人たちが、放り出してしまいたい気分というものを助長しなければいいかな…と思いました。それにしても、阿倍さんもそうとう無理をしていた様子をかいま見るに、背伸びをしすぎると大変なことになるなぁ~とも。
 結局、IGASは1回行っただけでした。行けただけ、まあ良しとしましょう。IGAS雑感の続きですが、会社の仕事で考えるハードウェアではオンデマンドプリント機の充実でしょうか。
 オンデマンドプリント機が日進月歩でどんどん登場していますから、こちらのリサーチも大切かと思います。中綴じ製本ばかりか、くるみ製本(600ページまで)可能なものもあります。カラー、モノクロとカウンター料金も安くなってきており、オフセット印刷と完全に競合するひとつのセクターを形成してくると思います。2000部とか3000部というところまでコストが競合するようになってきているので、使い分けとオンデマンド機のメリットを生かした仕事を考えておくのがいいかもしれません。軽オフセットの分野はますます厳しくなり、はがきや封筒といった分野をのぞきマーケットが急速になくなっていくかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月24日 (月)

IGAS 2007 雑感

Igas2007

モリサワブースでAdobeセミナーしてました

 22日は朝から真夏のような天気でしたが、スケジュールがこの日だけ余裕があったので、午後から出かけて、駆け足で見てきました。出足は普段とあまり変わらない感じで、けっこう若い方も沢山いて賑わっていました。

 前回はPDF/Xワークフローが大きな流れでしたが、今回は様々なプリントソリューションが色々出てきたような感じです。プリプレスの処理はもうあたりまえで、アウトプットの最適化とでもいうのでしょうか。ニーズに応じたいろいろなアウトプットがありますよ!という感じです。それも紙だけでなく、プリントに関するいろいろなソリューションが集合してきた感があります。もっと、こうしたプリントメディアの多様な形をわかりやすく提示するのが、印刷の未来を感じさせてくれそうな気がしました。

 モリサワのブースではAdobeとAppleが連携してプレゼンをしていたようです。写真はAdobeがOfficeのRGBデータをAcrobat 8のフィックスアップでプリプレス用のデータにする流れを説明しているところです。黒山の人だかりでした。あまりに聞き入っているのを見ていると、印刷業界ではAcrobatをまだ使ってもいないのかな? なんて思ったりして、まだまだこれからだな…という気がしました。
 ワークフローやPDF/Xに関しては大きく取り上げることなく、むしろ各社の力を入れている売りたいものを集中的にアピールしている展示が多かった気がします。CTPプレートであったり、ワークフローRIPだったり、印刷機械メーカーの業務用インクジェットだったり、6色インクだったり、超大判プリントだったり等々。
 とても2~3時間で見られる展示ではないので、期間中もう一回ぐらい行きたいですね。あーでも、月末進行でとてもむりそうですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年9月16日 (日)

PS(EPS)からPDFへ

Sagisou

サギソウ サギが空を飛んでいるようです

 さてさてCS3の登場で、OS9からの移行が大きく動き出しているようですし、ページ組ではInDesignでの処理がメインとなってオペレーターが不足しているようです。こうした環境も、徐々に対応してきていれば問題も大きくはならないのでしょうが、OS9、OCF、Quark3.3、Illustratore 5、PhotoShop 4という環境ですっと来た方々が最初につまずくのがPS、EPSベースの仕事からネイティブファイルでの配置とPDFベースでの運用についての混乱です。
 Illustratore 9は透明度の処理の問題で物議をかまして、新しい環境への移行をストップさせてしまいましたが、そもそもここからが重大な変化だった訳です。ご存じのとおり、Illustratore 9のネイティブファイルの形式は、拡張子こそ「.ai」ですが、中身はPDF1.4フォーマットのPDFファイルです。そもそもPS(EPS)には透明度を記述する概念がありませんから、それにかわるファイルフォーマットとして透明度をサポートしたPDF形式が採用されたわけです。このバージョン9以降はすべてIllustratoreのネイティブファイルはPDF形式です。試しにaiファイルを、Adobe ReaderやAcrobatにドロップすれば、きちんと表示されますから、試してみましょう。
 というわけで、アウトプットをめぐる仕様としてPDF形式が標準化され、データの受け渡しや配置、出力までがPDFをベースとしたワークフローになったわけです。CMS(カラマネ)やフォントのエンベッド、配置画像などがPDFをベースにすることで処理されているわけです。
 ですから、カラーマネージメントのできない、あるいは透明度を処理できないEPSファイルという形式は使ってはいけないわけです。使う時は、よく分かっていて使わないといけません。
 たとえば極端な話、カラマネは使わない、透明度(ドロップシャドウ等の処理も含む)も使わない、カラーはCMYKと特色のみ、フォントは全部アウトライン化するなど、OS9環境と同じことをやっていくなら、それも可能です。でも、それだったらCS3使わなくてもいいわけですね。
 PS(EPS)ベースの処理からPDFベースの処理へ変わったので、まずそこから処理を換えていかないといけません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月15日 (土)

さよならCube

Cube

とうとうCubeが逝ってしまった 残念です

 仕事柄、最近はWindowsのCS3がメインとなってしまい、力不足と感じながらもずっと使い続けてきたCubeがとうとう逝ってしまいました。分解して調べてみますと、CPUやHDDは生きており、どうも電源ボードがダメになったようです。この際、残念ですがCubeには引退してもらうことになりそうです。

 仕事の途中だったので、データだけ吸い出して作業は続行できましたが、そんなこんなで仕事も相変わらず忙しくBlog更新は止まってしまいました。

 Cubeは2000年8月の発売で、本体価格450MHz版が198000円、500MHz版が278000円だったでしょうか? Apple Studio DisplayやApple Cinema Displayなど、統一されたデザインのラインナップが美しかったですね。よく頑張ったと思います。
 iMac G5は静かな部屋では結構ファン音が耳につきますし、負荷のかかる仕事をさせるとすごい勢いでファンが全快になりますので、いただけません。MDDのDualはいつもうるさいですし、G5も負荷がかかると結構耳につきます。どうもいただけません。intel Macがうるさくなるのはまだ体験していないので、今度、負荷をかけた仕事をさせてみましょう。

 いま、iMacは20インチ液晶モデル仕様で159,800円~ですから、すごく魅力があります。ただ20インチモデルの液晶だけは、正面からいすに座って作業している場合はまだいいのですが、少し上下した位置や左右から見ると、やはり文字が見にくかったり、黄色味がかって見えます。やっぱり20インチ液晶は以前のモデルと同等のものを提供するか、少なくともBTOできるようにして欲しいです。
 この点はアップルさんが頑張って、すぐにでも対応した方がいいと思います。これが理由で購入を見送っている人が結構いますので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 2日 (日)

Bridgeのカラー設定

Sagi

こどもの高校の文化祭へ行く途中で、きれいな鷺と会いました

 CS3 Design Premiumのカラー設定の初期設定は「一般-日本2」となっています。この場合RGBのカラープロファイルは色域の狭いsRGBとなっていますから、注意が必要です。プリプレス向きには「プリプレス用-日本2」を設定しましょう。この場合はAdobe RGBが割り当てられますので、RGB-CMYK変換もきれいです。Bridgeでカラー設定の同期が行えますので、CS3の全部がこのカラー設定で動作することになります。
 CS3パッケージも用途別に色々あるので、カラー設定は各自で行うということなのでしょうが、このあたりも説明不足になってきているように思います。とりあえず、
http://www.adobe.com/jp/print/pdfs/CS3_PrintGuide_Print.pdf
CS3の「出力の手引き」が発行されていますので、これで一読しておくことが賢明です。基本的にはCS2から変わっていないのですが、プロファイルの扱いについてはCTPの普及とともにCS2の頃とは随分変わってきていますので、アウトプットをする会社の担当とよく打ち合わせをしておく必要があります。RGBデータにはプロファイルを埋め込みますが、CMYKデータの場合は「埋め込まないで欲しい」という場合と、「埋め込んであっても大丈夫ですよ」という時があります。DTPデータがCMYKデータだけできちんと作られている場合は、色変換が起きないように出力すればいいわけですから、結果としてはどちらの場合もきちんと出力できるので大丈夫なわけです。でも中には少し古いRIPでプロファイルをうまく解釈できないものがあって、色が変わってしまうものがあるので、困りものです。
 また、データがすべてRGBのデータ入稿であっても、RGB、CMYKプロファイルをきちんと当てて出力するときれいに分版できます。プロファイルで色を変換して出力することがあまり意識をしないで行われるようになっている昨今です。結局、色変換をどこでやるかっていう事になるのですが、この色変換にプロファイルが用いられているので、カラー設定は、だからきちんとしておかないといけません。アウトプットする会社と同じにしておかないと、色が変わってしまうことが起きるからです。CS3になって、このあたりも曖昧にしていては事故の元になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »