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2007年9月16日 (日)

PS(EPS)からPDFへ

Sagisou

サギソウ サギが空を飛んでいるようです

 さてさてCS3の登場で、OS9からの移行が大きく動き出しているようですし、ページ組ではInDesignでの処理がメインとなってオペレーターが不足しているようです。こうした環境も、徐々に対応してきていれば問題も大きくはならないのでしょうが、OS9、OCF、Quark3.3、Illustratore 5、PhotoShop 4という環境ですっと来た方々が最初につまずくのがPS、EPSベースの仕事からネイティブファイルでの配置とPDFベースでの運用についての混乱です。
 Illustratore 9は透明度の処理の問題で物議をかまして、新しい環境への移行をストップさせてしまいましたが、そもそもここからが重大な変化だった訳です。ご存じのとおり、Illustratore 9のネイティブファイルの形式は、拡張子こそ「.ai」ですが、中身はPDF1.4フォーマットのPDFファイルです。そもそもPS(EPS)には透明度を記述する概念がありませんから、それにかわるファイルフォーマットとして透明度をサポートしたPDF形式が採用されたわけです。このバージョン9以降はすべてIllustratoreのネイティブファイルはPDF形式です。試しにaiファイルを、Adobe ReaderやAcrobatにドロップすれば、きちんと表示されますから、試してみましょう。
 というわけで、アウトプットをめぐる仕様としてPDF形式が標準化され、データの受け渡しや配置、出力までがPDFをベースとしたワークフローになったわけです。CMS(カラマネ)やフォントのエンベッド、配置画像などがPDFをベースにすることで処理されているわけです。
 ですから、カラーマネージメントのできない、あるいは透明度を処理できないEPSファイルという形式は使ってはいけないわけです。使う時は、よく分かっていて使わないといけません。
 たとえば極端な話、カラマネは使わない、透明度(ドロップシャドウ等の処理も含む)も使わない、カラーはCMYKと特色のみ、フォントは全部アウトライン化するなど、OS9環境と同じことをやっていくなら、それも可能です。でも、それだったらCS3使わなくてもいいわけですね。
 PS(EPS)ベースの処理からPDFベースの処理へ変わったので、まずそこから処理を換えていかないといけません。

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