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2007年12月16日 (日)

ミディアミックスに広がるDTP

Sazanka

寒い季節によく映えるさざんかです

 ボーンデジタルな時代にWebからペーパーになるケースも随分と増えてきました。携帯小説が売上を大きく伸ばしていることも象徴的な事例だと思います。携帯端末の機能やサービスというハードウエア的なインフラがあって、こうしたことも可能となっているわけです。これは人類史に紙や本が登場し、グーテンベルクにはじまる印刷文化がはじまったのと同じようなモノだと思います。デジタルな今日と未来、こうしたメディアはどんどん変化していきますから、これからも色々なモノが登場すると思われます。そして、それに呼応して新しいコンテンツも登場するでしょう。

 月刊誌制作に携わる私がみても、紙のメディアが占める比率はどんどん落ちてきていると思います。自分の日常生活をみても、ペーパーを手にしている時間はほんのわずかです。しかし、やはりペーパーはその価値を少しも下げていないと思います。新聞や書籍、雑誌も、やはり手にして読む質感や時間的感覚は他にはないものです。手にとって、いつでも広げて置いておける、全体を一目で把握できるというのは紙のメディアのいいところです。

 今携わっている会社の製品カタログも、「そのカタログを手にした時の質感やボリュームを顧客に伝えたい」ということが要望のひとつにあります。Webでもちろん見られるのですが、Webページでは「あっさり」しすぎて伝わりにくいからです。

 昨今ではデータベースも基幹の大きなシステムからPCまで、XMLをふくめてDTP側からアクセスする手順が標準的なものになってきたので、Webと同様にペーパーまでシステマティックに自動処理することが可能になってきました。これもある意味では携帯小説と同じようなものです。デジタルなものが自由に処理できる環境が出来て、色々なものが様々な形でアウトプットする時代なんだと思います。そしてそこで、どのようにコンテンツを料理するか(どのように見せるか)はまさに「Creative Freedom」なんじゃないかという気がします。

 DTPは今、こうしたメディアミックスに広がってきていると思います。最初はロットリングと定規、紙や写植をMacという道具に替えていく時代で、デジタルの始まりでした。生産の道具として当たり前になると、今度は過去のアナログ資産のデジタル化が推進されました。そして今は最初からデジタルです。新規の企画で生原稿が入ってくるということもまずなくなっています。すでになにかしらのデジタルなデータで入稿される時代です。だからDTPも、もっと自由にチャレンジしていく時代になったと思います。

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