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2009年3月31日 (火)

売上アップのHanako

Hanak
余白の白が多いレイアウトが多いのです リニューアルHanako

リニューアル前の約2倍の部数、月1回完売(月2回発行なので)を記録しているそうです。
詳細は以下のサイトです。
参考になる内容なので一読しておきましょう。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090324/1024851/?ST=yahoo_headlines

で、ここでは「雑誌の“雑貨化”を起こした」ということです。デザインとテーマを集中化して、見せ方を工夫したことで売上増に結びつけています。あとは広告とのコラボ企画などでしょうか。

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QuarkXPress 8.2

Sakura3

 MacPeople 5月号(最新号)のコラム[DTP & Graphics](p.229)に、「最新の入稿状況」と題して印刷会社へのレイアウトソフトによる入稿状況をレポートしています。それによると平均して65%がIDです。QXは残りの35%となるわけですが、そのほとんどが4.1と3.3ということですので、OS X上ではほぼID独占状態ということらしいです。
 サブタイトルが「劣勢のQuarkXPressが生き残る方法を考える」となっており、リーズナブルなアップグレード料金やもう一段踏み込んだ乗り換えキャンペーン等の必要を提案しています。
 結局OS Xへの対応の遅れ、多くのユーザーのバージョン6へのアップグレード内容への落胆、4.1との互換性をいうだけの日本語組版への不対応などがこうした事態を招いてしまったのだと思います。
 ところで、QXの現行バージョンは8.2(1月アップデートが行われました)で、これならインストール時の不具合も解消され本来の到達点に立ったのではないかと思います。QX8.2は安価にアップグレードできますし(32,550円)、機能もIDとほぼ並びます。PDF書き出しもよくなりましたので、旧OS9.2環境から今OS Xへ移行するならば、もっと利用されてもいいと思います。
 それと、現行QX8は(http://8.quark.com/jp/faq.htmlによりますと)

Ver.8はハイブリッド版と聞きましたが、Mac、Win両方にインストールし、使用して良いのですか?
 はい。QuarkXPress 8製品は、Mac、Windows、両プラットフォームに対応したハイブリッド版です。
 弊社では、グローバルソフトウェアライセンス契約書により、2台のマシンまでインストールしてご使用いただくことを許可しております。インストールするマシンは、異なるプラットフォームでも問題ありませんが、インストールされた2台のマシンでQuarkXPressを同時使用することは出来ません。

ということも嬉しいですね。

▲ 飛鳥山公園の桜 あともう少しで満開です

 

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2009年3月23日 (月)

岩田喜美恵さんとにアステラス製薬に拍手!

Iwata
朝日新聞 3/23朝刊「資本主義はどこへ」の最終回は資生堂副社長の岩田喜美恵さんでした。

「…、人をコストだと考え、採用抑制を続けた。うちの会社も例外ではなく、その結果、職場の柱となる30代の社員がとても少ない。…正社員をそうでない人たちに置き換えていった。これもうちの工場だけをみても、『ちょっとやりすぎ』でした。…」
「企業の競争力は、コスト面だけでなく、新しい価値を提案する価値競争でも問われています。価値を生み出すのは人ですから、多様な人材を社内にどれだけ抱えられるかにかかってきます。多様な人材とは多様な生活をしている人たちなんですね。会社の外での生活や活動が充実していればこそ、会社にはない新しい情報や価値観に出会う。ですから、価値の創造という面でもワーク・ライフ・バランスが必要なのです」

率直に語っていますね。「働き方を見直し価値を競え」というタイトルもいいです。まさに不況だからこそ、こうしたイノベーションが重要なファクターとなります。社会をどこへひっぱっていくのか、そうした議論が不可欠のタームとなっているように思います。

それと、アステラス製薬がやってくれましたね。こうした企業がもっと増えて、日本を元気にしてくれると嬉しいです。

グループの国内社員の大半を占める7000人を対象に、金曜日の終業時間を1時間45分繰り上げて原則、午後4時にする方針を決めた。時短に伴う賃下げは行わない。

毎週金曜日を「ファミリー・フライデー」と名付け、就業時間を午前8時45分~午後4時にして、家族と過ごしたり、地域活動などに参加したりする時間を増やしてもらう。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090323-OYT1T00085.htm

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2009年3月21日 (土)

最近の検索フレーズから

Fre
12/1~3/21までの検索ワード/フレーズ上位20位まで

今年も年度末仕事で今日は出勤です。月刊誌の下版も月曜日なのでその都合もあります。
2月中旬から少し時間がありましたが、3月に入ってからはまた忙しく納期に追われています。19日の日は久しぶりに都内も混雑していました。全体量はまだ少なめでしょうが、それなりに仕事は動いているようです。
友人の、また友人の自動車関係の方も一時は「週休4日ですよ」なんて言ってましたが、少し持ち直してきた気配です。在庫調整のめどがついてきたというのは、日本のメーカーさんはすばらしい生産管理なんでしょうね。

このブログも、知り合いの方をはじめ、ごらんになられている方がそれなりにいらっしゃるのでとてもうれしい限りです。そこで、この12月から3月までの検索ワード/フレーズを見てみました。上の画像です。

1位は「レタッチャー」です。時の話題ですね。画像処理といえばレタッチャーと言われる人たちのお仕事になっており、これはもうクリエイターですね。
2位は「iMac ノングレア」です。グレアパネルでないノングレアなiMacがあれば結構売れそうですね。これは12位、14位、15位、20位とも関係して、「iMacでDTPはいいのだろうか?」という疑問だと思います。個人的にはうちはページ物が大半で、画像にうるさい仕事はそれほどないから十分です。
3位は「Japan Color 2001」です。カラマネですね。7位とか20位とかと関係しているのではないでしょうか? 最近はjpg、もちろんRGBで画像を貼り込んでくる人もいますが、それでもきれいにCMYKでCTPに出すことは可能です。ただやはり検版は欠かせません。その場合はRGB画像にきちんとプロファイルが埋め込まれている必要があります。CMYKの場合は「プロファイルは埋め込まないで」という業者と「埋め込んでも問題ありません」という業者があります。オンデマンドの場合は無版処理ですから、色味にこだわらないなら、かなりアバウトでも出力は問題ありません。RGB画像にはかならずプロファイルを埋め込む、CMYKはアウトプットする業者に確認というのが今の段階ではないでしょうか?
同じく3位に「iMac G5 …リペアエクステンションプログラム」が入っていますね。私の自宅のiMac G5は該当サービスをうけました。
6位は「HP CM8060」です。15位、20位にもあります。これと11位「700DCP」、17位「700dcp」とどちらも注目のプリンターということでしょう。
8位に「cs4 インストール」がめでたく入っております。CS4はやっぱりそれなりに注目のリリースと言うことでしょう。
同じく8位に「波線 画像」です。17位も同様だと思います。これはWordの波線データをPDFにするとRGB画像のデータになるので、分版するとCMYK4版全部に色がのってきてしまうので、その処理に関するものですね。
そして第10位は「物撮り ライティング」でした。最近のデジカメの性能はすばらしいですね。絵作りもしてしまうので、昔の製版スキャナーみたいです。RAWデータよりもjpegデータで入稿するのが当たり前になるのでしょうか? 実際問題、カメラマンでない限りRAW現像はクリエイターみたいなものですからね。

FDTPなどでDTPベスト10なんていうのがとても懐かしいのですが、ブログの検索ワードでこのサイトの「ほっと」がわかるのは便利です。あ、それでは赤字校正が戻り始めましたので、この話題はこれにて失礼いたします。

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2009年3月16日 (月)

DTPWORLDが休刊するそうです

Dw01
手元にあった一番古いのは2002年4月号vol.46でした。

DTPWORLDが休刊するそうです。
http://www.wgn.co.jp/dtpw/close.php

兄弟誌であるCGWORLDは無事なのですから、いかに需要がないか?寂しい限りです。

近頃は書店に行ってもコンピュータ関係の売り場自身がかなり狭くなっており、ましてやグラフィック系のものはもう数えるぐらいしか並んでいないのです。か なり大きな書店でもそうで、いわゆるマンモスに近い書店か、パソコン専門店等まで行かないと目にすること自身ありません。これでは売れていないのもしかた ありません。
そもそも、雑誌そのものがどこもやっていけなくなっており、それこそ複合メディア的な雑誌も、書籍も、Webも、ビデオもe-ラーニングもとゆうたぐいのユーザーへの接近が必要になっているのかもしれません。

Dw02
この号の特集は「Illustrator完全制覇」です。バージョンは10です。
このほかにも「InDesign 2で行ってみよう」などがあります。
ハードウェアレビューではQuickSilver(G4 Dual 1GHz)が出ていますね。

コンピュータのマニュアル本のたぐいもとんと見なくなりましたし、今、一人で独学しようとしてもかなり難しくなっているのではないでしょうか? それこそ学校にでもいかないと分からないかもしれません。

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2009年3月15日 (日)

実際にどんどんすすむ電子ジャーナル

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先日大学の方々とお話をする機会がありまして、学術論文においては電子ジャーナルがもう当たり前のようにネット上でいつでも検索、閲覧、プリントが出来る状態になってきているというので、びっくりしました。日本の雑誌や書籍などももっと電子化して、オンラインで簡単に入手できるようにして欲しいと思います。日本はインフラは規制緩和の一環としてかなり進みましたが、コンテンツはかなり遅れていると思います。

まずはGoogle Scholarです。 世界中の学術論文を検索できます。まだベータですが。
http://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja

もちろんGoogleでも検索できますが、こちらは学術論文に特化したサービスで、まったく別物です。

それからCiNii(サイニイ)です。

http://ci.nii.ac.jp/

国立情報学研究所が284の学協会から許諾を得て約300万件の論文本文をデータベース化しています。

この他SFX等私が初めて聞く言葉が飛び交い、とても全部は理解できませんでしたが、ようはかなり日本でも現実に運用・利用されているということです。そして良い論文からは引用が多くされ、これがハイパーリンクとなって電子ジャーナルに入っているということです。

そしてここでも、PDFが主要な媒体となっているのです。標準化されたPDFというのが、どうゆうものなのかちょっと聞きそびれましたが、とても参考になるお話をお伺いすることができました。あ、それと図書館というのは、もう機能としてはサーバーなんですね。データベースです。で、当然の帰結として上のような話になってくるわけです。

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2009年3月13日 (金)

ちょうどよいグロス感ですEA-Ecoトナー

700ecot
 700DCPのトナー収納場所は交換に便利な位置にあります。

 Bkだけは2本収容でき、交互に使用されます。だいたいうちの仕事内容ですと、各色@1円ぐらいのコストになっているようです。4色の濃度がある程度あっても、ベタでない限りそれほど使用量は変化しません。ベタの場合は、コート紙で恐ろしいほどきれいなベタが印刷可能ですが、トナーの使用量は増えます。
 トナーカートリッジはプリント中でも交換可能で、仕事が中断することはありません。それは、各色ともカートリッジとは別に約500枚プリント可能なリザーブタンクが用意されているからだそうです。
 700DCPのトナーはEA-Ecoトナーといい、これまでのEAトナーがさらに改良されています。テカリが抑えられると同時に、グロス感もちょうどいい感じで発色します。同じものをオフセットで印刷すると、700DCPのプリントにくらべると若干アンダーな感じになります。700DCPのプリントの場合、同じデータを使っても、サーバーの機能も手伝って、コントラストが多少強く、明るくなる感じです。欲をいえば、ブラックのテカリをあともうちょっと抑えられれば(従来機に比べれば十分抑制されています)、スミだけの場合も落ち着いたものになると思います。
 トナー総量はサーバー側で0~-5まで6段階調整が可能で、スミ1色の場合はうちでは-5でプリントしています。データ内容にもよりますが、これでもまだ濃いぐらいです。そうすると若干ですがトナーの節約にもなるようです。

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2009年3月11日 (水)

カメラマンが請求していた画像処理代金が認められない

Hukuju

「2009年度グラフィックスの注目ポイント」と題するJAGATの記事ですが、一読しておきましょう。いろいろと示唆に富んだ記事です。

http://www.jagat.jp/content/view/598/162/

印刷業にとっては慌てる必要もないのだが、のんびりしてもいられない事件である。2008年後半にある大手出版社からカメラマンに対して「直接撮影費以外 の画像処理代金や機材レンタル料は認めない」というお達しが出たのだ。当然その系列の出版社もお達しどおりの措置を取ったのだが、ライバル出版社も同調す る動きを見せている。

どうゆう経緯なのか、そのような動きがあるということです。

デジタル時代へのシフトという過渡期ででてきたことなのか、不況の中の経費削減を目的に出てきたことなのか、その両面ということもあるだろうし…。

複合メディアでのコラボレーションはこれからは当たり前になってくるでしょうね。制作ツールとしてのCS4もそうした位置にあるのですから。

▲ 福寿草がきれいにさいていました 梅が咲く頃によくみられます

 

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2009年3月 8日 (日)

未来への提言 人類学者 エマニュエル・トッドに感心

Teigen
http://www.nhk.or.jp/bs/teigen/2008.html#200902282210

 フランスの人類学者エマニュエル・トッド氏の再放送がありましたので録画で見ることが出来ました。ソビエト連邦の崩壊や今回のアメリカ発の金融危機を予言した人物で、専門は人口統計学だそうです。
 政治、経済、イデオロギーから世界を読み解くのではなく、人口動態や家族構造、文化の多様性こそが歴史を動かしていることに注目して分析をしているそうです。
 番組では、グローバル経済への警鐘やある意味での保護主義の必要性、オバマ大統領への過度な期待は禁物であることや、日本の問題として乳児死亡率の低さ、皆保険と優れた医療を背景とした長寿社会、優れた生産技術をもちながらも、このまま少子高齢化を放置すれば日本に先行きがないことをふれていました。
 日本は極端な働き方をあらため、普通に生きることが当たり前に出来る社会へと転換しない限り、大企業は残っても日本という国は滅んで行くことになりかねません。内需を拡大するための社会戦略がないかぎり、あいかわらず外需に極端に依存した経済になるばかりです。歴史的転換期といわれる今、その目標のためにみんなが知恵を出し合い、仕事をおこし、他の国の手本となるような生き生きとした社会づくりへ頑張りたいものです。
 ああ、それにしても定額給付金って、何に使うのが一番よろしいのでしょうか?
 寄付をする人もいるし、家族で美味しいものを食べるっていうのもいいし…。

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2009年3月 7日 (土)

ライブプリフライトでうっかりミス防止

Cs4indd
ライブプリフライトはうっかりミスを防ぎます

CS4のIDで追加された新機能でよく気がつくのがライブプリフライトです。
うちでは長文の流し込みがあるのですが、原稿追加・削除等の繰り返しででテキストがオーバーフローすることがあります。これを簡単に気づかせてくれるので、急ぎの時のうっかりミス防止に役立っています。

左下の赤いでエラーを警告し、ここをダブルクリックするとエラーの詳細を表示します。そしてエラー箇所をクリックで該当の場所に画面が移動してくれるので、修正もあっという間です。

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2009年3月 5日 (木)

ベリーベリーが届いた

Beniho
紅ほっぺ 静岡から今日届きました

この特大のイチゴの食感が特別です。
サックっという感じでイチゴを食べるなんて、とっても不思議です。
甘さもほどよく、大粒のイチゴを会社のみんなでほおばりました。
このイチゴはベリーベリー園、コチラからです。
みなさんよかったらネットから注文して上げてくださいね。

ところで、景気の方は徐々に下降気味といえます。
朝の通勤電車もすいており、いつも遠慮がちな私が
今週は3日連続で座れてしまいました。

原稿入稿でお客さんのところへ明治通りを走りましたが、
ごらん通りです。(大久保付近)
こんなに向こうまで見渡せるのはなかなかありません。
しかも、今日は雨ですし。
夜9時半頃帰路の夜の首都高速もガラガラでしたよ。
Meijist2

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2009年3月 4日 (水)

用紙の斤量対応

Uncoart
上質紙の場合の斤量の対応メニュー

Coarted
コート紙の場合の斤量の対応メニュー

 通常、常用する上質紙系の用紙とコート紙系の用紙の対応斤量は画面の通りです。これだけ細かく斤量を分けていることにびっくりしますね。それだけ熱処理やプリントスピードのコントロールを制御しているということと理解されます。表示はすべてg/m2ですので、通常四六判で70kgベースとか、110kgベースとか言っていたのと勝手が違います。
 上質系では四六判55kgベースが対応の下限です。
 コート系では四六判110kgベースが下限です。
 これはゼロックスの推奨ですから、実際にはこれ以下の用紙も通りますが、紙詰まりを覚悟しなさいということです。コートやマットコートの90kgベースはよく使いますから、もう一頑張りして、きちんと対応をしてほしいところです。実際にはこの斤量の紙をつかってプリントもしていますが、機械の調子がよい場合は案外問題なくプリントできますが、何か不具合を抱えていると、以前は通ったのに今日はめっきり通らないということもあります。まあ、この場合はサービスの担当にお世話になるわけですが、不具合がきちんと直ると、うそのようにきちんとプリントできます。

 とにかく、用紙対応もこれだけ制御しているので、用紙との相性や適正を実際に通しながら判断するしかないでしょう。通常の上質紙やコート紙はまず問題なく使用できます。やはり、厚紙系や特殊紙の場合はtry and goをするしかないですね。

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2009年3月 3日 (火)

見当精度の良さ

Kentou01
オモテ面の見当合わせ
Kentou02
ウラ面の見当合わせ

 700DCPの見当合わせはハードウエア側で用紙のタイプごとに設定します。A判四裁上質紙44.5kgなら、その用紙に合わせた設定をアライメント補正・カール補正を行って記憶しておくことが出来ます。一般的な上質紙やコート紙ではほとんど簡単な補正で片面・両面プリントの精度が可能です。搬送系も安定しており、この用紙タイプの設定がしっかりマッチしていると紙詰まりはほとんど起きません。しかし、この設定が間違っているとよく紙詰まりします。それだけ用紙タイプへの細かな制御しているわけです。
 アートポストやマットポスト、上質紙の厚い紙の場合で、両面のプリントをする場合にはちょっと補正に時間がかかります。熱処理をするので紙の伸び縮みが厚い紙ほど顕著だからです。用紙メーカーの種類にも左右されます。たとえばA4データを二面付けした見当合わせは簡単ですが、カード(はがきサイズ)を八面付した場合の両面プリントの見当合わせは結構手間取りました。
 そしてその上でジョブ出力時にもサーバー側でオモテ面・ウラ面の位置調整ができます。ジョブデータ自身がセンターが出ていない場合もありますから、この機能は当然です。
 それと厚紙の場合はA4横通しよりもA4縦通しの方が安定しています。これはハードウェア的な理由からで、官製はがきのサイズと斤量であればなんとかそのまま通りますが、それよりちょっと厚めの用紙の場合はやはり4面付して通した方が安定しています。

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2009年3月 2日 (月)

デジタルプリントの勢い

700dcp3
700DCP(700 Digital Color Press)は富士ゼロックスのプロダクション向けの製品で、カラーオンデマンド機のラインの中では一番安価な製品です。ただ、私が仕事で使って見る限りでは、これまでのゼロックスの技術を十分に注いで作られた機種で、機能もクオリティも十分だと思います。手軽にオフセット印刷に近い印刷物が出来るので、デジタルプリントに勢いがあるのは当然だと思いました。
 当社でも最初は仕事の関係からモノクロ機を選定していたのですが、そこへ登場したのがこの700DCPです。価格も、性能も、耐久性的にもなんとか及第点になるということで、モノクロ機からこのカラーの700DCPを導入することにしました。昨年7月に商談を開始して、データテストやランニングコスト等を検討して、9月には本体が導入され、今のフルセット導入が完了したのが11月だったと思います。
 運用を開始して、やはりカラー機でよかったと思いました。やはり時代を反映して仕事の点数的にはカラー方が多いのです。それもこの機械にあった仕事ですので、マッチングが良かったと思いました。モノクロ機ではここまで仕事の点数は広がらないでしょうから。
 というのも、この700DCPから出力されるカラープリントはクオリティがとてもいいのです。カラーマッチングがよいのでプルーファーとしても使用されているそうです。むしろ色が管理されていないオフセットよりも色再現はきちんとしているかもしれません。いわゆる基準色がでているかどうかです。
 カラーについてはキャリブレーションできるようにソフトウエアとハードウエアも添付されていますから簡単です。これは別途取り上げます。
 それに色について注文が難しい場合、カラーのコントロールでトーンカーブをいじって調整をすることも出来るのですが、これが指定してプリントをすると最初の1枚からその色味で出力できるのです。とてもオフセット印刷では考えられません。ある時、もうすでに出来上がっている印刷物と同じ色味で100部だけ冊子をつくってくださいというジョブが舞い込みました。担当者と一緒にカラーの色味を調整して、プリントをしましたが、できの良さに担当者もびっくりしていました。
 デジタルプリントは、お客さんのこまかなニーズに応える実に便利な印刷機です。当社のように零細事業所にはぴったりです。しかし、これもDTPのデータ処理を自社でおこなっているからということもありますし、得意先の印刷物に対する数量やニーズというものとの相関関係がありますから、当社の場合はちょうどぴったりはまったといえます。

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2009年3月 1日 (日)

2月はなんだかんだ結構忙しかったのです

Roubai

経済の状況はますます悪くなっており、生産・雇用に関する数字はかなりの落ち込み方をしています。仕事があって働ける人とそうでない人の格差は歴然としており、正社員までリストラを行うようになって来た今、今年はこれから前半期がとても厳しくなりそうな気がします。

2月はそれでも印刷関連は年度末仕事がはやばやと動き出して、結構忙しかったようです。3月の仕事をどんどんやっているという感じでしょうか? 今は印刷まではあっという間に上がってきてしまうので、全体量があるわけではありませんが、最後の紙工の部分で手間がかかる仕事が入らないことがあります。手間のかかる仕事を面倒見てくれる製本屋さんが少なくなってきているので、みんながそこを利用するからです。規格品のようなものは機械でどんどん出来てしまいますが、人がちょっと一手間かけなければできないものは職人仕事ですから腕の良い人のところに集まるのでしょう。

あるお客さんはイベント紹介のチラシづくりのテンプレートのようなものが出来ないか?という相談がありました。背景画像を選んで、日時や場所、企画内容を簡単に紹介するものなのですが、年賀状ソフトのようにできないか?というものです。今は中央で制作して地方発送していますが、これを地方でデータを作って地方で印刷するということです。当然デザインや会社のロゴなどの統一は必要です。このようなものはWeb to printになるのではないかと思います。まだ解決しなければいけない課題がたくさんありますが、技術的にはもう十分可能で、しかも最終的にアウトプットする地方とのネットワークも含めて考えて行く必要があります。

▲蝋梅の香りに誘われて 春の楽しみのひとつですね

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