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2010年6月20日 (日)

斜行度の調整が大切

デジタルプリントでは用紙に熱処理がかかるので、用紙が収縮します。700DCPではセンターレジ方式で位置調整を行っています。プリントでも用紙のセンター、センターに入るように調整するのがとても大切です。前処理のデータ作成でも、後処理の断裁や折り加工等についてもそれが基本です。それと通し枚数の多い場合は、プリントの途中でもチェックする必要があります。機械が動き出すまだ冷えた状態の時と、ある程度熱がのってきて熱処理が安定してきた時では用紙に対する影響が異なる場合があるからです。

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上の画像は700DCPのアライメント補正のメニューです。ここで用紙のタイプごとに設定をします。一度設定すればいつでもOKかというとそうではありません。季節や用紙の状態によって収縮が異なるからです。プリント設定するたびに、きちんと設定すると印刷のあがりもしっかりします。調整は10枚から20枚ほどの予備紙で可能ですから、時間もそう必要としません。多数面付けしたデータなどは特に重要です。もちろんジョブ内容によっては、はしょってしまってもかまわないでしょう。

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この調整なかでも700DCPで一番大切なのは上の画像の斜行度の調整です。これが可能なので、用紙に対して正確な調整が出来ます。ゼロックスのモノクロ機の41124112/4127 Light Publisherではこの機能がないので、モノクロの出力でも700DCPを導入する人が増えているそうです。ここがしっかり調整できたら、残りの位置項目を調整します。2台目に導入された700DCPはここの数値をめいっぱいに入れないと斜行度が調整できませんでしたので、メンテの方に調整をお願いしますと、この斜行度だけは機械(ハードウエア)側でも補正できる場所だということでした。一番よく使用する用紙に合わせてセンターを調整してもらいました。あとの項目はデジタルで処理しているそうです。

カラーの出力ではコート紙やマット紙、アートポスト等の厚紙などの出力が多いのですが、見当精度がとてもよく、熱処理の温度が低く用紙へのダメージが少ないのでPP加工や、折り加工等も、700DCPの出力したものは、とてもやりやすいそうです。

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2010年6月13日 (日)

JAGAT 「IPEX2010は出展面積でデジタルがオフセットを追い越した 」のです

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スカシユリやアジサイが咲き始めています だいぶ夏らしくなってきましたね
これからだんだん蒸し暑くなりますが、元気にすごしたいですね

さてJAGAT「IPEX2010は出展面積でデジタルがオフセットを追い越した 」を読みますと、
http://www.jagat.jp/content/view/2144/363/

印刷もマスプリ用途は別として、伸びているのはデジタルプリントであることを完全に象徴している内容ですね。デジタルデータが手元にあって、必要な部数だけすぐに提供できる、おまけにパーソナライズも付加できる、そんな「印刷」の姿がどんどんと加速していく気配です。

たぶんハードウェアもこれから多様なかたちで進化していくのでしょう。

先日は商品タグのプリントジョブの依頼がありました。
たぶんこれまでであれば、特色でオフセット印刷していたものですが、色味のテストプリントを数回おこなった後、本プリントとなりました。もちろん微妙な色味なのですが、デジタルプリントだと出力が安定しているし、ヤレ紙もほとんどいらないので、菊判四裁で1000枚通しのジョブもすんなり完了しました。特色ですから色味的にはオフセット印刷にはかなうはずはありません。デジタルプリントでは4色の掛け合わせで出力されるのですから、そこの色味をテストプリントで検証したようです。もちろん100%プリント品質が満足できるものかというと、まだまだだと思います。しかし、納期や数量、コストのバランスを考えての選択だったのではないでしょうか?

特色のオフセット印刷は昨今とくに仕事としては環境が厳しくなっているようです。「特色仕事は結構あるが、単価が安くてとても採算があわない」というのが今の現状ではないでしょうか? きちんとした特色仕事をするならば単価もそれにあわせて上げないと、仕事として成り立たなくなってしまいます。印刷に必要な時間やインク代を考えると、とてもやりきれないといいますので、これは改善する必要があります。

デジタルプリントの弱点はひとつにはこの特色への対応があります。金赤などは彩度があってあかるい朱色なのですが、これをデジタルプリントで出力するとどうしても暗く沈んでしまいます。たぶんこれからはこの特色への対応も進んでくると思われます。

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2010年6月 8日 (火)

第一関門をぬけたかな?

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風鈴草がきれいです
このごろは初夏の雰囲気で、とても気持ちがよい日が続いています

「今年は忙しくなるからよろしく」といわれていたので、いままで校正出しに使っていたマイクロライン9800PS-Xにかわって700DCPの2台目を導入、稼働して3ヶ月。それにしても忙しすぎて、プリント仕事は順調ですが、デザイン案を考える余裕もなくなってきています。仕事が重なる時は、重なるものでして、初めての仕事も入ってきて、ハードな日々が続いております。ブログも完全に日記だけになってきてしまって、ああ、反省、反省。
でも、今日も日記です。

気が付けば6月も8日。今日で第一関門を抜けたかな?という感じで、来週の第2関門、再来週の第3関門とスケジュールもめいっぱいです。まわりを見れば、「6月に入ってからは仕事はまわっていないよ」という状況で、確かに会社への電話も少ないし、朝の首都高や幹線道、日中の幹線道も空いてきています。物流系のトラックの量も減っているようです。

「納期に追われて忙しいのは我が社だけ」なの?という感じで、当社へ来社する方々も「いつきても忙しそうですね」という状況です。働く方もさすがに息切れしてきていますが、ここは最終目標に向かって、ねばり強く継続していくのが最善です。あせらず、あわてず、冷静にことをすすめていくことが、今、もっとも重要なポイントでしょう。

今日は久しぶりに日が暮れる前に退社しまして、ソウルのように明るい空を眺めることが出来ました。

さてさて、予想通りiPadがよく売れているようですし、iPhoneも4世代目となり、ますますリファインされスペックアップされてきています。WiFiをはじめモバイルネットワーク環境もいろいろと新しいサービスが出始め、デジタル化の深化が始まっている気がします。スマートフォンはもっと普及するでしょうし、ネットワークやサービスもそれに応じて急速度で変化しようとしています。コンテンツ制作もこれからどんどん変わっていきそうな気がします。印刷会社は何をするのか? 目の前の仕事をこなしながら、次の一歩もすすめて行かなくてはいけませんね。

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