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2010年12月30日 (木)

2010年を振り返ってみると

Rose10
今年とくに私が印象に残ったことといえば、サッカーWCで日本代表の活躍、龍馬伝とAKB48のRiverとBiginerでしょうか。元気のないこの日本で「がんばっている」「元気をもらった」という気がします。そして「つながり」をもとめる人々の期待を代表しているのかもしれません。

元気のない混沌とした日本を象徴する事件としては「無縁死」です。いまや血縁、地縁、社(会社)縁という人と人のつながりの根幹がゆらぎ、孤独な生活を余儀なくされている人々が、誰に見守られることなく死んでいくのです。朝日新聞で「孤族」の連載もはじまりました。こうした事態に「何とかしなくては」と動きがはじまりつつあるし、決してあきらめてはいけないと思います。

仕事上ではCS5のリリース、電子書籍、iPadやスマートフォン、2台目の700DCP導入とジョブの最適化等々です。
InDesign CS5では段抜き見出しへの対応、コンテンツグラバーなどが特に作業上助かっています。電子書籍は様々な端末やサービスが登場し、いよいよAmazonやGoogleが本格的に上陸するでしょうから、ますます目がはなせません。

iPadはコンピュータの使い方を根底から変えてしまう衝撃がありました。誰でも取っつきやすい優れた端末だと思います。これをきっかけにスマートフォンや電子書籍端末が多数登場し、市場が拡大しています。
当社にとっては2台目となる700DCPの導入を2月末に行い、これによってCTPオフセット印刷とオンデマンド印刷の機動力あるプリントサービスが行えました。結果として今まで以上に売上増に貢献していますので、この時代にとてもありがたいことです。

さて、企業はますます一層のコスト削減をすすめ、社内でのプリントが減少してきているそうです。ボーンデジタルであること、複合機のスキャン機能の利用がすすみ、社内での情報共有がいっそう進展してきたからです。こうなってくるとプリントジョブはまさに目的があって行われることに限定されてきます。情報の伝達や告知、共有はデジタルでもう十分だからです。こうした変化の中でAdobeは今後のデジタルコンテンツのトレンドとして、

「Webコンテンツのアプリケーション化」
「デジタルコンテンツを制作するだけでなく、パーソナライズによって収益を上げていくという最適化」
「さまざまなデバイスからコンテンツが利用できるようになるマルチスクリーン化」

の3つを挙げています。電子書籍やオンデマンドプリントなどはまさにこうした課題を実現する方法として色々と提案できるのではないかと思います。プリントはますます「個」への対応として行われると思います。印刷需要はこうした対応抜きには増えるはずがないでしょう。

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2010年12月29日 (水)

インプレスがONDECK創刊

Ondeck
インプレスがONDECKというデジタルウィークリーをePub形式で創刊しています。創刊号は無料でダウンロードできます。
http://on-deck.jp/

「OnDeck(オンデッキ)」は、これから電子出版ビジネスに参画される方々を対象に、技術面、産業面の両方の視点で情報を発信する電子雑誌です。電子 出版物であることを活かして、様々な実証実験を通して得られたノウハウを提供すると共に、課題提起やそれを議論する場も提供いたします。

メディアの変遷をひもときながら、現状を冷静に分析しているのがいいでしょう。なによりもよりよいビジネスにしていこうという意志が読み取られます。

こうして今年もあとわずかで終わるわけですが、やっぱり話題はなんといっても電子書籍です。端末も増えてきて、サービスもいろいろ開始され、ePub3.0もまもなく動き出しそうといういうこの時期をとらえて、まさにePub形式でONDECKが配信されるというわけです。

先日のカンブリア宮殿で村上龍が電子書籍をとりあげていました。レコードがCDになり、ネット配信になっていくなかで音楽業界がたどってきた道を例にだしながら、出版についてもこのデジタル化がどうなっていこうとしているのか、色々と示唆に富む内容でした。

いま、企業のオフィスではペーパーレス化がどんどん進んでいます。時代はビジネスでは「プリントしない」へ動きつつあります。リーマンショック以来、カラープリントが社内からなくなっていったように、今度はよりふみこんでペーパーレスが進行しているのです。便利な複合機のスキャン機能とデータ共有がつかいやすく、便利になったことが大きな要因です。クラウドのサービスもあります。まだまだプリントしているのは出版印刷業界だけではないでしょうか? デジタルはより一層進化していき、iPadをはじめ、スマートフォンや便利な端末がどんどん出てきています。どこでも無線LANがつかえるようになって、デジタルデータが参照できるようになっていくことはもう必然です。出版がこうした時代の流れに無関係にいられるわけがありませんね。

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2010年12月23日 (木)

17、18日は盛況だったようですが…

Mct
12月も残すところあとわずか。
今年は月刊誌の下版と数件のお客さんをのぞいて、全体的にはのんびりした年末となっています。年末の急ぎの仕事はありますが、やはり絶対量はかなり少ない感じです。

先週末の17、18日はクリスマス商戦で池袋はかなり混雑していました。道路も歩道も買い物客であふれかえって、渋滞だらけでした。その後はまた普段の落ち着きに戻っています。昨年との違いは物流系のトラックやトレーラーが途絶えることなく走り続けていることでしょうか。11月以降少し減ってはきていますが、いまもかなりの数が走っているので、わりと底堅く経済が動いている感じがします。

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2010年12月10日 (金)

eBookジャーナルがわが町の本屋にありました

Ebookjnl
電子書籍元年といわれた今年は、そして来年は電子書籍から目が離せないでしょう。

買い物帰りに久しぶりに立ち寄った町の本屋さんでeBookジャーナルを見つけました。
内容はよくまとめられており、DTPをやっている私どもにとって、今、知っておきたいことをほとんど網羅しています。隔月発行のようです(年6回、奇数月)。

創刊記念として定期購読キャンペーンもやっているようです。ペーパー版と電子版があります。Fujisan.co.jpで申し込むと、ペーパー版に電子版が無料でついてくるらしいです。

それに巻末には電子出版対応制作会社リストも掲載されています。かつてのDTP雑誌と似ていますね。

ところでPage2011のアナウンスがされています。
http://www.jagat.jp/content/view/2511/

「ゼロリセット」「新生グラフィックビジネス」「情報デザイン新時代」ときているわけですが、印刷需要が減ってきている中で

印刷業が出来ること(印刷業の得意分野)を再度考え直してビジネスを再構築しなければならない

という流れで、印刷会社もいろいろと情報発信していかなければいけない時代となっているわけです。ワークフローのデジタル化は当然として、その上で自社の強みをどう構築していくのかという段階へ移行しつつあります。いやー、これが「普通」の水準ですから、きびしいですね。

2/3(木)は「激論 電子書籍の抵抗勢力vs.推進勢力!」はおもしろうそうですね。電子ジャーナル、学会誌制作の推移をみれば、今後の電子書籍のありかたについてもいろいろと考えさせられる内容かと思われます。ここでもやはり検索やネットとの連携がキーになっているような気がします。

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2010年12月 9日 (木)

11月はボチボチ、12月はもっとトーンダウンしてる気が

Daria
気がつけば12月も明日で10日。実質来週いっぱいで仕事を片づけなければいけないということで、バタバタとしています。そうでないと20日の週は危険がいっぱいとなってしまいます。

10月まではそれなりに元気に動いていた仕事も11月に入ってまずぱったりと止まって、24日以降はまた動き出してきましたが、それも勢いはありません。11月は首都高も一般道もそれなりに混雑して、渋滞していましたが、12月は朝晩だけは渋滞しますが、一般道も首都高もすいてきました。一般道の幹線道では日中は5~6割ほどの交通量ではないでしょうか。お昼時に池袋駅前を通っても自動車も人も閑散としています。

国会ではあいかわらず政争にあけくれ、巷では海老蔵の話題でもちきりですね。泥酔と暴言にはご注意を。そもそも高齢少子社会で人口減となり、普通に働けない若い世代が増え、結婚できない、子どもが増えない日本社会をこのまま放っておけば、ますます活力が失われ、景気もよくなるわけがありません。

私の知る限り、もうほとんどの家庭が共働きですし、そうした条件下でも子育てを十分楽しめ、家庭生活を安心して送れる社会環境(労働・社会保障・保育・教育等)をきちんと据え、子どもが増える社会へ転換していかない限り景気の回復をいくら期待しても、だめだと思います。特に「労働」に関しては日本はかなり遅れていますから、働くことの意識の転換も必要です。でも、ここがぶれないできちんとすれば、まだまだ日本は元気がある社会になれるとおもいます。

国会では日本を元気にするために、真摯な論戦を期待したいものです。

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