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2015年1月 1日 (木)

2014年を振り返って

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2014年を振り返った雑感です。

政権交代以降のアベノミクスにより東京都下においてはオリンピックの予定もあって、経済的に大きな落ち込みもなく持続的に推移してきたように思います。幹線道はずっと混雑しておりますし、トラックやトレーラーの交通量もけっこうあります。これは特に首都直下で顕著な感じがします。但し、やはり消費税8%になってから、特に9月からはかなり仕事が細ってきた感じではないでしょうか? それに、印刷業界の基調は「早く、安く、うまく」のデフレ傾向がより一層強くなっています。全体として仕事量がないからです。値上げは資材関係の値上げぐらいでしょう。こうした状況では一にも、二にも仕事確保にならざるを得ません。

さらには3.11からの復興や格差是正などの社会的課題に関しての動きが弱く感じられるのが心配です。「経済優先」は理解できますが、業界のデフレ傾向の中では経済の好循環が社会全体を潤すというのには懐疑的にならざるを得ません。

DTPではAdobe CCへの移行が進んできています。もう当たり前のようにタイトな納期とコスト削減が業界の基調となっています。会社として対応していくところと、対応しないところと2極化してきたような気がします。これは作業者の高齢化や親の介護などの世代的要因もあります。

アプリは主要アプリ以外にはなかなか起動する「機会」や「ゆとり」がないのが現状です。それでも、全部がいつでもどこでも使える環境というのはやはり便利です。どこでもアカウントを認証すれば使えるので、場所や時間を選びません。もちろん使えるスキルが無いと意味がありませんが。これで、はたして良いのか、悪いのか? 

オンデマンドサービスは「印刷通販」サイトの普及や得意先自身のオンデマンド機の導入もあって、カラー出力が減です。比較的定期的な仕事や短納期の仕事で、活躍してくれています。おかげさまで、最初に導入した700DCPをリプレースして次世代機としてVersant 80 Pressの導入となりました。700DCP導入からこの6年間の推移は、リーマンショック以降ずっとデフレ基調ですが、それでもやっていける必須条件としてオンデマンドや「印刷通販」が普及したと思います。

電子書籍に関しては、初期にリフロー型が中心であった制作の流れが、固定レイアウト(フィックス)型中心へと大きく動き出した気がします。Amazonでの一気に固定レイアウトのコンテンツが増えました。KF8の仕様変更もこれに対応するものでした。コミックや雑誌では制作時間やコストとの関係で画像中心の固定レイアウトが採用され、リフロー型はテキスト中心の書籍だけということになっています。中には固定レイアウトとリフロー型の両方のタイプをリリースしているものも出てきました。まだまだ電子書籍の利便性が発揮されるような環境になっていないのですが、ストアの特売セールなどで徐々に利用者が増え、社会に浸透しつつあるのではないでしょうか。取次や書店、図書館の動きもいろいろと模索され始めました。

デジタル化の大きな変化はスマートフォンとタブレットの普及でしょう。これでデスクトップPCはビジネス・クリエイト系で残りますが、一般にはスマフォとタブレットが代替していくようになるのでしょう。モバイルファースト、クラウドファーストの時代に、マイクロソフトが9インチ未満の端末にはWindows OSを無償化したり、オフィスをあらゆる端末で公開するなど大胆な動きも出てきました。いまだ過渡期といえますが、様々な端末が普及しつつあります。たとえば電子書籍はデスクトップPCよりもタブレットでみるのが一番フィットしますしね。

とりあえず業務のアナログ的な面とデジタルな面を整理して、Up to Dateしていくことかな。来年に向けて。

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