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2019年10月18日 (金)

岩波「世界」8月号で「出版の未来構想」特集

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いや~、それにしても会社のある駒込でも本屋さんが1つだけしかありません。
5~6年前には駅周辺にあるけば6店舗ほどあったのですが、すべてなくなっています。町から文化の香りがなくなっていくようで、淋しい限りです。

ちょっと古くなりますが、岩波の「世界」8月号で「出版の未来構想」を特集しております。約60ページほどですが、興味深くさっと読めました。
内容的にはこれまでの出版業界のあゆみをふりかえりながら、今と、未来をみています。特集トビラにはつぎのようにあります。

ここでは二つのことを、読者とともに考えたい。

第一に、このような破滅的な市場縮小は、世界各国で同時進行していることなのか。もしそうでないとすれば、なぜ日本でこうなのか。
第二に、この傾向を反転させる道筋はありうるのか。
私たちが本を読むことの意味、その楽しみを捉えかえしながら、模索する。

  • 出版のどこからぎろんすればいいか
  • 本をとおして人はつながる
  • 本のあるところに、コミュニティ 沖縄県産本と読者・作り手・売り手の現在
  • ドイツ出版界の対応と適応
  • すべての本を、すべてのチャンネルで、すべてのアカウントに 挑戦し続けるアメリカの出版社
  • 崩壊と再生の出版産業

以上、6本の記事です。

印刷出版に関係する人ならぜひお読みください。Amazonのことなどもかなり言及しています。

それにしても、いままでは出版社は本を取次に流せば全国に本がゆきわたっていたのですから、それはすごいことです。でも、今、その時代は終わってしまい、次の新しい時代への変革が必要とされているのが、まじまじと伝わってきます。ここで何を大切していくかでしょうね。特に若い世代に向けてのアクションを考える必要があると思いました。

あー、それからこの「世界」を入手するのにやたら時間も費用もかかりました。この手の記事はやはり読みたい時に読めた方がありがたい。わがままになっているかも、自分もだいぶ。

 

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