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2020年2月 2日 (日)

2019年を振り返って

Fuji

元旦は残念ながら初日の出が見られず、お昼ごろになって晴れてきました

やはり富士山頂も積雪が少ないようです。普段なら山頂は真っ白なのですが。

2019年を振り返ると、台風による大雨で甚大な被害が各地に起きました。気候変動に対する不安がますます危機的な様相を呈してきた1年だったと思います。確かに2月になった今でも家の庭の睡蓮鉢に氷が1回もはっていません。

スウェーデンのグレタさんが、気候変動に対して2018年から「気候変動のための学校ストライキ」をはじめ、様々なメディアに取り上げられ世界の若者で連帯する活動が広がっています。SDGsを真剣に捉え、あらゆる段階で実行することが必要な重大な局面になっているのだと考えます。企業活動や国民生活すべての分野で考え、対策をとらなければならないといえます。これからの10年はそうした時代と認識しなければいけないのでしょう。未来は子どもたちのためにあるからです。

さて出版印刷業界はあいかわらず下げ止まりが見えない状況です。どこまで下がるのか、わからない…。本屋が町から消え、紙屋さんも統廃合がすすみ、製本屋がなくなってきています。12月の印刷・情報用紙国内出荷は前年同月比12.7%減と大きく落ち込み、確かに年末の忙しさが今年はなかった気がします。出版、印刷、流通、販売の日本における再構築が問われているのは間違いありません。

デジタル化の面では、ネットを通じたマーケティングや営業、サービスが様々な形で融合し、SNSやスマフォアプリを通じて行われるようになり、GAFA(Google、Amazon、FaceBook、Apple)と呼ばれる巨大プラットフォームへの規制、コントロールも取り上げられるようになったことも記憶に新しい出来事です。

社内では12月に予定していた設備の更新を6か月前倒しで行い、新機種としてRICHO Pro 7200Sを導入しました。これまでのXEROXとはまた違った画像品質ですが、シャープであっさりしています。特にB5判の頁物出力(プリントは見開きでB4W)で比べるとV180より1.5倍ぐらい生産性があり、同時にオンデマンド出力でこなすロットも拡大しました。これは予想外で、機械のスペック表だけではわからない点です。また、クリアトナーとホワイトトナーが出力できるようになり、いろいろとテストしながら営業をしているところです。

オフセット印刷では定期刊行物関係ではやっと例年並みぐらいに届くかといった感じで、全体としては部数が減少する傾向で動いています。発送をまでを請け負っているので、物流コストの値上げがじわじわと押し寄せてきています。

データ制作ではよりいっそうお客様からは「おまかせ」依頼が当たり前になり、デザインやレイアウト、組版、スピードなどの総合的な力量が必要となってきています。出版社の編集の仕方もデジタルを意識してよりいっそう優良なコンテンツの有効活用を行うよう、どんどんかわっていかないといけないのかもしれません。

お客様の方でも世代交代や人事異動がすすみ、さまざまな動きがある時代です。「今年はこの案件はこうだったから、来年も」なんていうルーチン仕事はなくなりつつあります。重版があっても部数が少なくなり、しまいには重版さえもなくなるので、新版の仕事を獲得できなければやはり売り上げ減はさけられません。コンテンツを生み出していく力、技術とスピード、そしてコスト、持続可能性と常にその時のニーズに沿ったソリューションを提供していくために、努力と教育がとても大切な時代となっています。

 

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